独立行政法人 農業環境技術研究所では、1959年から全国の国(独立行政法人)や都道府県の農業関係の試験研究機関の協力のもとに、主要国産作物である米麦およびその栽培土壌の90Sr と137Cs濃度を分析してきました。ここに、農耕地土壌と作物の安全性に関する情報の一つとして、放射性核種の平均値の経年変化等を見ることができるように、 1959年から2010年までのデータを公開いたします注1)注2)。本調査は現在でも継続しており、順次新しいデータを附加していく予定です。
なお、この調査は文部科学省が農林水産省に委託した放射能調査研究費によって行われました。
注1);米麦の137Csの放射能濃度を表したグラフでは、一般食品(穀類を含む)の基準値(平成24年4月1日適用)を点線で示して、分析値との比較ができるようにしてあります。同様に米麦の90Srの放射能濃度を表したグラフでは、コーデックス委員会(国連食糧農業機関=FAOと世界保健機関=WHOが設立した食品規格委員会)のガイドライン値を点線で示しています。
注2);1959年~2000年までの分析データおよび解析結果については、
1)農業環境技術研究所報告、第24号、p1.-p.21(2006)
2)農業環境技術研究所資料、第28号、p1.-p.56(2005)(英文)
に発表しています。